そういえば専門学校に入ってすぐ日韓ワールドカップが開催されていた。地元のサッカー競技場が試合会場として使われ僕はクラスメイトと共に競技場近くまで見に行ったんだっけ。競技場近くには海外から多くのサポーターが自国のチームを応援しに来て、会場周辺の熱気は凄かった。ブラジルのサポーターがそこらじゅうでボールを蹴り遊んでいた。見た目が60歳半ばくらいのお腹がぽっこり出たおじちゃんが華麗なリフティングをしているのを見てさすがブラジルだなーと感心した。他には当時日本でベッカムフィーバーが起きていてテレビを点けるとどこかのニュースには必ずベッカムが写っていた。ちなみに我が日本代表はベスト16でトルコに0-1で敗北している。
(デビッド・ロバート・ジョゼフ・ベッカム(David Robert Joseph Beckham, 1975年5月2日 – )は、イングランドの元サッカー選手。元イングランド代表。)
日韓ワールドカップの熱気が冷めやらぬまま夏休みに入り、僕と父は二人で山梨観光に出かけた。目的は富士山であり地方の大学に通い寮住まいをしていた姉も一緒に連れだった。この旅行で僕の初めての高速道路体験があり、当時、家の車のオーディオはラジオとカセットテープが積んであり爆音で音楽を流していたのにも関わらず名神高速道路で居眠り運転を一瞬してしまい隣を走っている車にぶつかりそうになった(父親は僕が眠っているのを知らなかったようだ)あと名古屋から東だったかな、途中パーキングエリアに寄ってラーメンを食べたのだがこれが本当に塩っ辛い…スープの色も真っ黒だった。関東の味付けは濃いとは聞いていたがこれほどまでとは… あとこの辺りの車乗りはかっこいい改造をしている車が多い気がしたな。 姉を迎えにいき再び富士山を目指しながら一般道を走っていると眼前に富士山が現れた時の衝撃はすさまじく自然に対して畏怖を抱いたのはそれが初めてだった。富士山の5合目まで車で上りほんの少し雪が地面を覆っていた場所で姉と二人で記念写真を撮った。そして近くのホテルに三人で一泊して姉とさよなら、帰りの運転はさすがに父に任せた。
